「容態は安定している」緊急搬送されたハンガリー代表FWの無事が確認。一方で「手術が必要」とも【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグA最終節が現地時間23日に行われ、ハンガリー代表はスコットランド代表に1-0で勝利した。しかしCFとしてスタメン起用されたヴァルガ・バルナバーシュが相手GKと激しく交錯し、負傷交代する場面があった。英紙『テレグラフ』が試合後に続報を伝えている。 【グループリーグ順位表】ユーロ2024(EURO2024) 組み合わせ 68分、ドミニク・ソボスライのフリーキックに飛び込んだヴァルガは、スコットランドのGKアンガス・ガンと衝突した。そのあとヴァルガが意識を失ったように見え、場内は騒然。涙ぐむ選手の姿が、試合映像として放送される一幕があった。 『テレグラフ』によると、同選手の容態は「安定している」という。ハンガリー代表のチームメイトであるローランド・サライは、「バルナバーシュがこんな状態になっているのを見るのはつらかった。彼はちょっとした手術を受けなければならないが、今は安定しており、早く復帰できることを祈っている」と語っている。 また、ハンガリー代表を率いるマルコ・ロッシ監督は「選手たちから聞いた話では、バーニー(ヴァルガ)はそのとき意識を失っていたようだ。その場の全員が彼の状態をとても心配し、医師の到着が少し遅れたことを不安に思っていた」と明かした。 同氏もまた、ヴァルガの容態について「おそらく数時間以内に手術を受けるだろう。ここ(頬骨)を骨折したからだ。この大会ではもうプレーできないが、命の危険はない」と述べている。
フットボールチャンネル編集部