3度の戦力外を経験したソフトバンク右腕が現役引退を表明…高校時代は甲子園開幕戦で勝利投手
今年、ソフトバンクで戦力外となった古川 侑利投手(有田工)が自身のSNSで現役引退を表明した。有田工時代、最速148キロ右腕として2013年夏の甲子園に出場。開幕戦で完投勝利を収め、同校初勝利に導いた。同年のドラフトでは楽天から4位指名を受けた。 【一覧】2日までの戦力外・引退・移籍リスト 楽天では先発投手としての台頭を目指し、5年目の18年には18試合中、17試合に先発して、4勝9敗、防御率4.13と台頭した。19年途中にトレードで巨人に移籍し、21年に戦力外。22年には日本ハムでプレーし、34試合に登板した。そして現役ドラフトでソフトバンクに移籍し、移籍1年目は9試合で防御率4.50に終わった。23年には2度目の戦力外通告を受け、今季は育成選手としてプレーしたが、再び戦力外となった。 古川は4球団の監督、スタッフと妻に感謝の言葉を述べていた。