NTTドコモ顧客情報流出で指導 保護委、安全管理徹底を要請
NTTドコモのインターネット接続サービス「ぷらら」と動画配信サービス「ひかりTV」で顧客情報が流出した問題で、政府の個人情報保護委員会は15日、ドコモと業務委託先のNTTネクシア(札幌市)に個人データの安全管理を徹底するよう指導した。再発防止策の実施状況をまとめた報告書を3月15日までに提出するよう求めた。 この問題は昨年3月に発覚。ネクシアの元派遣社員が「ぷらら」と「ひかりTV」の顧客情報にアクセスし、氏名や住所、電話番号などの個人データが流出した。 保護委によると、元派遣社員は業務用のパソコンから、個人で契約するネット上のストレージにデータを不正に移していた。