「町の思いも背負って」巨人・船迫大雅、地元の宮城・蔵王町の町民栄誉賞&観光大使に…リーグV貢献、新人王評価
巨人・船迫大雅投手(28)が地元の宮城・蔵王町の町民栄誉賞を受賞し、観光大使に就任することが10日、明らかになった。プロ2年目の今季51登板でリーグ優勝に貢献し、新人王も獲得した活躍が高く評価され、新たな勲章を得た。 「蔵王町観光大使」に就任するのは4人目で、スポーツ選手では初めて。宣伝名刺などが提供される予定で、県内外に同町のPRや情報発信をしていく。同町の人口は約1万1000人。町役場の担当者は、「役場の前に(エールを込めた)横断幕、新人王を獲得した立て看板もあり、町として応援しています。小さい町からスターが誕生してうれしいです」と声を弾ませた。 自身も故郷への愛着は強く、昨オフも町長を訪問していた。「町で応援してくれるのはうれしいです。町長さんも偉い方ですが、すごく親近感がある。町の思いも背負ってずっとできたらいいなと思っています」と日頃から口にする。来季は日本一とともに、最優秀中継ぎのタイトル獲得も目指すサイド右腕。さらなる躍動でG党も、故郷も盛り上げていく。
報知新聞社