【レクサスLX史上初】ハイブリッドシステム搭載「LX700h」初公開 改良で「オーバートレイル」も設定
人間中心の考え方に基づいた先進安全技術
■レクサス・セーフティ・システム+のアップデートによる予防安全機能の刷新 レクサスはモビリティ社会の究極の願い「交通事故死傷者ゼロ」を掲げ、安全技術開発を進めている。 世界トップレベルの先進安全技術をより早く開発し、より多くのクルマに普及させていくごとが重要という考えのもと、新型LXにも最新のレクサス・セーフティ・システム+を採用した。 運転状況に応じて、適切な操作サポートを行うプロアクティブドライビングアシストや、ドライバーモニターとの連携によるドライバーの運転状況に応じた最適制御など、安全・安心なドライブに一層貢献するという。 ■主な性能向上機能 ◆プロアクティブドライビングアシスト[PDA] 本機能は、「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、運転操作をサポートすることで、ドライバーの安心につなげる。 そして、先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏み替え操作を軽減することに加えて、新型LXでは、信号交差点に対する右左折時の減速支援や、車線内走行時には常時操舵アシストを行うなど、幅広い運転状況に応じた適切な操作サポートを通じて、安全安心な運転を支援。ドライバーモニターと連動した以下の機能が、運転をサポートする。 ◆プリクラッシュセーフティ[PCS] ドライバーの脇見運転等をシステムが検知した場合、早いタイミングでドライバーヘ警告。ドライバーの反応時間を確保し、衝突回避や被害軽減をサポート。 ◆レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) ドライバーモニターの注意喚起機能が有効にされている時、ドライバーに注意喚起を行うとともに、通常運行時における安全マージンを確保する支援制御を行い、ドライバーが正常状態に復帰したときに、安心して運転を再開できるようにする。(音声アシスト) ◆レーンディパーチャーアラート[LDA] ドライバーの脇見運転等をシステムが検知した場合、通常より早いタイミングで警報や車線逸脱抑制を作動。 ◆ドライバー異常時対応システム レーントレーシンクアシスト[LTA]制御中に、ドライバーの運転姿勢が大きく崩れた場合等に、システムはドライバーの運転継続が困難と判断し、ハザードランプの点減など周囲に警告を行いながら緩やかに減速。車線内に停車する。また、停車後にドア解錠やヘルプネット自動接続による救命要請も行い、早期のドライバー救命・救護に寄与する。 ■快適な移動を支えるレクサス・チームメイト 高度運転支援技術「レクサス・チームメイト」の機能「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と、「アドバンストパーク(ハイブリッドモデルのみ)」を採用。 ◆アドバンストドライブ(渋滞時支援)の採用 自動車専用道路での運転において、渋滞時(0km/h~約40km/h)レーダークルーズコントロール及びレーントレーシングアシストの作動中に、ドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。 認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労軽減が可能となり、より周囲に注意を払った運転が可能になる。 ◆アドバンストパーク 並列駐車時の支援を拡大。バック駐車に加え、前向き駐車に対応し、車内からの操作で前向き/バック出庫が可能となった。 お子様やご高齢の方を広い場所で乗り降りさせてあげたい時やトランクから荷物を取り出す際など駐車時での使い勝手を向上している。
AUTOCAR JAPAN(執筆)