【レクサスLX史上初】ハイブリッドシステム搭載「LX700h」初公開 改良で「オーバートレイル」も設定
レクサス統一の走りの味、レクサス・ドライビング・シグネチャーの追求
レクサスでは、全ラインナップで統一した走りの味、「レクサス・ドライビング・シグネチャー」を追求する活動をモデルサイクルに関わらず絶え間なく実施し、「対話のできる走り」を目指していると述べる。 新型LXにおいても、先行車におけるトライ&エラーやレクサス他モデルで得られた知見、フレーム車ならではの要素技術改良などを織込み、トヨタテクニカルセンター下山(TTC-S)をはじめあらゆる路面での走り込みを実施、オンロード・オフロードを問わない、レクサスらしい走りを目指したという。 ■剛性向上の取組み レクサス他モデルで実践しているラジエータサポート廻りの剛性向上を、新型LXにも織込んだ。 ステアリング操作に対するリニアな反応を実現すると共に、補強部材をパッチ形状とすることでホイールアーティキュレーションを維持、悪路走破性を犠牲にすることなく操舵応答性を向上。 インストゥルメントパネルリンフォースメントについても、ステアリング支持剛性向上の為のブラケット追加や既存ブラケット板厚変更を実施、ステアフィールと操縦安定性を向上させている。 ■新構造のキャブマウントクッション フレームにボディをマウントする為のキャブマウントクッションについても構造を刷新、フレームとボディがこじる動きをする際の結合剛性を向上させることで、フレーム車特有のブルブルとした低周波の振動をより一層低減、フレーム車の利点である高い堅牢性やロードノイズ遮音性はそのままに、すっきりとした乗り心地を実現している。 ■AVSの進化 AVSアクチュエータ部のバルブ構造を見直し、路面の段差通過などでアブソーバーが急に縮む際の減衰力を滑らかにコントロールすることで、突き上げ感を抑えた滑らかな乗り心地を実現。 トランスファーLoレンジにおいても、極低速から車両が停止する際の減衰力コントロールを改善、余分な車両の動きを抑え、悪路における安心感と上質さを高めていると説明している。