【秋の花粉症】厳しい暑さの影響で花粉症に異変!?理由は暑さと花粉の因果関係にあり?医師が解説
2024年9月11日、全国で最も暑かったのは大分県・日田市。最高気温は37.8℃と体温超えの危険な暑さとなりました。さらに、東京都心でも猛暑日手前の最高気温34.2℃を観測。9月中旬に34℃を超えるのは実に21年ぶり!そんな季節外れの暑さが続く中で街の人から相次いだのが“秋の花粉症”を訴える声でした。実は厳しい暑さの影響で花粉症にもある異変が起こっているといいます。 【専門家解説】暑さが花粉に及ぼす影響をくわしく見てみる
暑さの影響で花粉症に異変!?
9月11日、東京都心では猛暑日手前の最高気温34.2℃を観測。9月中旬に34℃を超えるのは実に21年ぶり!そんな季節外れの暑さが続く中で街の人から相次いだのが“秋の花粉症”を訴える声。 女性: 鼻と喉がかゆい感じがしてマスクが欠かせないです。 女性: 花粉感じますね。鼻水だったりくしゃみも… 専門家によると、この厳しい暑さの影響で花粉症にもある異変が起こっているといいます。 そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院 内尾紀彦院長: 今年は秋になっても暑い日が続いておりまして、植物が育つのが早くなります。そうすると花粉が飛ぶのも早くなりますし、量も増えてきます。 例年であれば、9月から10月ごろがピークだという秋の花粉症ですが、こちらのクリニックでは8月後半から患者が急増し、1日20人ほどの患者が訪れているといいます。 そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院 内尾紀彦院長: (花粉症の原因の一つの)ブタクサは公園の端や道ばたに生えている草であり、気づかずに(花粉を)家に持って帰ってしまう可能性があります。花粉の量が多くなりますと、これまで発症していなかった方でも発症することがあります。 飛散する量が増えることで、これまで花粉症ではなかった人でも発症する恐れがあるという今年の“秋花粉”。 内尾院長によりますと、花粉の飛散量は日中に増加するため、散歩などをする場合は、朝や夕方に行うことで対策になるということです。
めざましテレビ