日向坂46を卒業 潮紗理菜 カナダで“自分探しの旅” 言葉の壁を痛感し気づいた「やりたいこと」
■卒業→事務所所属まで8か月 カナダで気づいた自分の気持ち
――グループを卒業してから新しいスタートを切るまでの8か月間、何を考えたり、どんなことをしたりしていたのでしょうか? グループで活動中は“今、この一瞬、一瞬に全力で”っていう気持ちでやっていて。それが全部やりきった、この場所での夢が全部かなったタイミングで卒業を決めたので、卒業後のことは卒業してから決めようって思っていました。卒業してからは今までやりたかったこと、行きたかった場所に行って、ゆっくり過ごしました。 旅行に行ったり、キャンプをしてみたり、あとは資格、(自動車の)運転免許を取ったり。本当に充実した8か月だったなって思います。
――旅行した中で一番印象に残っている場所はどこですか? カナダですかね。“自分探しの旅”っていうテーマを自分の中で設けてカナダに行きました。もし、カナダで自分のやりたいことが見つかったら、一つの選択肢として“カナダに短期で留学する”というようなことも考えて行ったので。 ――カナダで一番印象に残っている場所は? “キャピラノ”っていうところに行ったんですけど、自然がすごい。そこにいるだけで元気が出る、何とも言えないパワーをいただいて。“また行きたいな”って思う場所です。すごく癒やされました。 ――“自分探し”というテーマでカナダに行き、得たことはありましたか? 思っていた以上に、言葉の壁ってすごく大きいんだなってすごく感じました。少し学生時代に英語に触れることが多かったので、何とかフィーリングでいけるだろうって思って行ったんですけど、全然伝わらなくて。自分の実力不足をすごく痛感しました。すごくショックで。 その時に改めて私は、“誰かに伝えたいんだ”って。伝えられないことって自分にとって苦しくて、ストレスなんだって思って。そこで自分の気持ちに気づきました。私は誰かに何かを伝えられたり、自分の口からお届けしたい、それがやりたいことなんだってそこで見つかりました。