「木のお酒」製造目指し…蒸留ベンチャー企業が木の伐採を公開 間伐材からスピリッツ
「木のお酒」の製造を目指している東京・台東区の蒸留ベンチャー企業が埼玉県ときがわ町で原料となる木の伐採を報道陣に公開しました。 蒸留ベンチャー企業「エシカル・スピリッツ社」の発表によりますと、間伐材を特殊なミキサーで細かく粉砕し酵母が木材を分解・発酵、さらに蒸留して作り出すお酒の開発を進めています。 既に試作品は作られており早ければ2024年の冬に試験販売の開始をすることを目指しているということです。 原料となる間伐材は埼玉県ときがわ町の杉の木を予定しており、シーズンにあわせ報道陣に間伐の様子を公開しました。 この取り組みに参加しており町で林業を営む山口直さんは「林業の担い手が減り山の保水などが問題となっています。お酒の製造に間伐材を提供する販路が実用化すれば森林保全と経済活動の両立につながると考えています」と話しています。
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