『ながらスマホやめられる?』歩きスマホで危険を感じた人8割、共感と非難が交錯
全体の8割以上が「歩きスマホで危険を感じたことがある」と回答
さらに、“歩きスマホをする”と回答した373人を対象に「歩きスマホは意識的か無意識的か」を質問。すると、「とても無意識的(12.1%)」「無意識的(21.7%)」「どちらかといえば無意識的(30.8%)」を合わせた64.6%が「歩きスマホを無意識的に行っている」と回答したことがわかりました。 また、全体を対象に「歩きスマホに危険を感じた経験」があるかを尋ねたところ、20.3%が「とても感じたことがある」、35.0%が「感じたことがある」、30.0%が「どちらかといえば感じたことがある」と回答。全体の85.3%が歩きスマホに危険を感じた経験があるようです。 ちなみに、歩きスマホに対して寄せられたコメントを見てみると、「歩きスマホは注意力や反応速度も落ちていて、前から人が歩いてきても気づいてない」「前から来る歩きスマホをしている人にぶつかられたことがあり迷惑だと思った。避けるのも難しい」「スマホに交通系ICが入っているので、電車に乗る前は必然的に歩きスマホになってしまいます」「財布も含めて日常的に必要な機能が今やスマホには多く入っているので、歩きスマホは仕方ないのでは」など、賛否が分かれていました。 8割以上の人が危険を感じたという結果からもわかるように、歩きスマホは周囲への注意力が散漫になってしまうため大変危険です。大きな事故につながらないよう、なるべく避けたい習慣ですね。
自転車走行中にスマホを使用したことがある人の約9割が「危険を感じたことがある」
続いて、606名を対象に、「自転車走行中にスマホを使用しますか?」と質問しています。その結果、57.8%が「全くしない」、21.1%が「しない」、7.4%が「どちらかといえばしない」と回答。全体の86.3%が自転車走行中にはスマホを使用しないよう心がけていることがわかりました。 さらに、「自転車走行中にスマホを使用する」と回答した人に、それによって危険を感じた経験があるかどうかを尋ねたところ、「とても感じたことがある」「感じたことがある」「どちらかといえば感じたことがある」を合わせた89.1%の人が「危険を感じたことがある」と回答しています。 自転車走行中のながらスマホの罰則が強化された背景には、いくつもの痛ましい事故があります。大きな事故を起こさぬよう、歩きながらや自転車での移動中はスマホの利用を控えたいところです。