最後のウインターカップに臨む東山の瀬川琉久［写真］＝SoftBank ウインターカップ2024

　12月25日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子2回戦が東京体育館で行われ、東山高校（京都府）が九州学院高校（熊本県）を下し、3回戦進出を決めた。 　今夏のインターハイを制し、第1シードとして2回戦から登場した東山は、エースの瀬川琉久が口火を切り開始2分足らずで7－0の好スタートをきると、2年生の佐藤凪、1年生の中村颯斗が得点を重ね、32－22で前半終了。 　懸命に食い下がる九州学院の奮闘もあり、後半もロースコアのせめぎあいが続くかと思われたが、東山は第3クォーター残り6分から12－0のランで一気にリードを拡大。第4クォーターは速攻も繰り出しながら、最終スコア81－53で締めくくった。 　東山は、U18日本代表のメインガードを務めていた瀬川が、23得点7リバウンド3アシスト2ブロックを記録。瀬川が徹底マークにあっていた前半に存在感を示していた中村が12得点、佐藤凪が11得点をマークした。 　初戦を突破した東山は、明日26日11時10分から東京体育館で行われる3回戦で、桜丘高校（愛知県）に勝利した北陸高校（福井県）と対戦する。 ■試合結果 ＜東京体育館 nubiaコート＞ 東山 81－53 九州学院 東山｜18｜14｜26｜23｜＝81 九学｜13｜ 9｜11｜20｜＝53