ハリルホジッチ前監督会見(全文1)私に対するリスペクトがなかった
ビッグなメルシー、ありがとうを申し上げたい
そして毎週月曜日になりますと、こうして全員のスタッフとミーティングを持ちました。そして実際にテクニカルスタッフとともに、そうですね、50人ほどの選手についての1人1人の報告書というものを作っていって、それプラスアルファとして、いわゆるゴールキーパーの5人、6人についての報告書を作り上げていったわけです。例えばメディカルレポートということになりますと、故障した選手がいるならばすぐ連絡を取って、どういう状況なのか聞いてみたりとか、ですからいろいろと広報、コミュニケーションのスタッフとも、それからまた何か問題があるときにはアドミンの、つまりは管理部のスタッフともいろいろと連絡を取ってきたわけです。そしてまた代表チームのためのいろんな合宿、遠征というものをいたしますが、そうなりますと、例えば合宿ということになりますと、じゃあいつその合宿をスケジューリングするのか、どういう形でそういった合宿というものをやっていくのかということで、スタッフの数にして50人ほどいたわけです。 ハリルホジッチ:ですからそのスタッフ1人1人が、自分のやる仕事というものがそれぞれにあって、そしてそれをやっていった。ですからそうしたたくさんの方々に私からも、こんな形で仕事をしてきてくれてありがとうってお礼を申し上げたいと思います。3年間の間。 ですからありとあらゆる練習の場面においても、そしてありとあらゆる移動、それから遠征という意味におきましても、もうほぼ完璧といった形で全てがセッティングされていました。例えばこうした練習というものをしっかりと準備して、そしてどういったプランニングでやるのか、計画。そして公式試合、ならびに親善試合の準備、調整。私の人生におきまして、え、ここまで、え、こんなにやる気でみんなが規律正しくやってくれるところがあるんだというものを今まで人生で見てきたことはございませんでした。そしてまた、こうした練習の中身にしましても、それから選手の集中度、そしてその質の高さにつきましても、それに対しましても本当に素晴らしくて、もうビッグなブラボー、そしてビッグなメルシー、ありがとうというものを申し上げたいと思います。 【連載】ハリルホジッチ前監督会見(全文2)へ続く