【有馬記念馬体診断】アーバンシック
「有馬記念・G1」(22日、中山) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】年末の大一番を制すのはどの馬か?有馬記念の有力馬をチェック 【アーバンシック C】 成長とともに体を締めて、菊花賞ではボテッと映ることなくメリハリのあるシルエット。個人的には当時の馬体からの成長を楽しみにしていたが、今回は少し気配面が薄くバランスもひと息。前回はお尻の位置がグイッと上がって前肢のパワフルさに負けない踏ん張りがあった。腹袋のドシッとした厚みもなく、回復に手間取っているように映る。(馬サブロー美浦・佐野裕樹) 〈1週前追い切り診断〉石神深を背に美浦Wで6F80秒7-37秒6-12秒0(G強め)。タフな馬場の影響もあったのか、3頭併せで大きく追走したとはいえ、直線の反応、伸び脚に本来の豪快なアクションが見られなかった。この1本でピリッとしてくれば。