▲ ミリタリーグリーンを基調とした、男ゴコロをくすぐる一本。ストラップには「ポーター」ロゴがしっかりと鎮座

Web LEON編集部が東奔西走し、集めまくった注目のモノ・コトから選りすぐった最高にオススメの逸品のみをご紹介する連載「コレモテ！」。今回は目下話題のコラボウォッチをご紹介。なんとあのゼニスとポーターがタッグを組みました。しかもキーワードは“空”と“ミリタリー”。気になる中身を編集長の石井がリコメンドします！ コレモテ！ 時計「パイロット ビッグデイト フライバックポーター エディション」自動巻き、セラミックケース（42.5mm）、ポータータグベルクロストラップ（コーデュラ・エフェクトラバーストラップが付属）。10気圧防水。204万6000円。世界限定500本／ゼニス

◆ 「ゼニス」×「ポーター」の時計／空、ミリタリー……。聞くだにワクワクする初コラボです

▲ セラミックケースのミリタリーグリーンの色出しは、今回のコラボ作で最も困難を極めた工程だったとか。ベルトとの一体感に惚れ惚れ

ワタクシ編集長の石井は、若かりし頃、映画『トップガン』に歓喜し、影響を受けてミリタリーファッションに目覚めました。物の本を読んでフライトジャケットを学び、古着屋さんを巡り……今思い出しても胸がキュンとします。いいオヤジになった今でも、ミリタリーな意匠や雰囲気を持ったアイテムを見ると、思わず喉が鳴って（笑）。「その気持ちわかる～！」と喉を鳴らしたご同輩に、力一杯リコメンドしたいのが「ゼニス」と「ポーター」の初コラボウォッチ。 スイスを代表するウォッチメーカーである「ゼニス」は、これまでさまざまな名作を世に送り出してきましたが、実はパイロットウォッチのカテゴリーでもロマン溢れるストーリーを有しています。1909年、航空機による英仏海峡横断に果敢にトライ、見事成功を収めたフランス人パイロット、ルイ・ブレリオがその精度を頼りにし、装着していた時計が「ゼニスで」した。今から100年以上も前のこの大冒険は、まさに命を賭したものでしたが、その成功を影で支えた相棒こそ、「ゼニス」のパイロットウォッチの原点であります。

一方「ポーター」といえば、今や世界からも注目を集めるニッポンブランドの雄。とりわけ人気シリーズの『タンカー』は、世代を超えたアイコンで、もはや持っていない人はいないんじゃない？ というほど。この『タンカー』の最大の特徴が、米国空軍のMA-1にインスパイアされたオリジナル生地であり、今回のコラボのキーになったというわけです。ミリタリーグリーンを基調とし、針の色にはMA-1の裏地の色であるオレンジを採用。文字盤に刻印された2ブランドのロゴと「PILOT」の文字を見るにつけ、空へのロマン、ツールとしてのミリタリーアイテムへの憧れが湧き上がってきます。 ウォッチボックスが収納できるバッグにも両者のロゴが並び、特別感もひと塩。週末アクティビティに、旅にと活躍が期待でき、これまた本コラボのプレミアム性を高めていて。 世界限定で500本。気になる向きは、マッハの速さでアプローチすることをオススメいたします。