【クラシックカーの偽物】超希少なメルセデス300SLロードスター? クラシックカー偽造業者の悪質な手口とは?
レプリカでラリーやビューティーコンテストに参加することが合法かどうかは、とりわけ参加条件によって決まる。裕福なコレクターや自動車メーカーの中には、オリジナルを所有し、ヒストリックモータースポーツのためにレプリカを使用する者もいる。1990年代、メルセデス・ベンツ・ミュージアムは「オリジナルのSSKがミッレミリアで大破しないように」と、ティッセンにオリジナル合金のSSKモデルのフレームを二桁台数発注したと言われている。問題は、ティッセンのフレームがすべて合法的に使用され、取り外されたオリジナルのフレームがすべて破棄されたかどうかだ。
クラシックカーの贋作者による詐欺から身を守るには?
理想的には、オーナーはメーカー、専門機関、登録事務所、クラブの助けを借りて、同じシャーシ番号が複数回割り当てられているかどうかを調べることができる。Carfax、AutoCheck、Classic Car Database、Hagertyといった会社が、アメリカでは有料で検索を手伝ってくれる。板金は?クラシックカーの鑑定士やクラブタイプの検査官は、不器用に改造された車を暴くことができる。
Frank B. Meyer