Bリーグの島田慎二チェアマンが2way契約を勝ち取った河村勇輝を祝福「誇らしく思う」
10月20日、Bリーグの島田慎二チェアマンは、NBAのメンフィス・グリズリーズと2way契約を結んだ河村勇輝について、祝福のコメントを発表した。 「かねてよりNBAへの挑戦を公言していた河村選手のメンフィス・グリズリーズ(NBA/アメリカ)との 2way契約締結について発表されました。誠におめでとうございます」 島田チェアマンは河村の活躍ぶりについて、「並々ならぬ努力で日々進化をし続け、無保証のエグジビット10契約でNBAの世界に挑戦し、わずかなチャンスから今回の2way契約締結を勝ち取った河村選手を誇らしく思うのと同時に、今後NBAのコートに立ちプレーをする姿を期待しています」と語り、日本人4人目のNBAプレーヤー誕生へと期待を寄せた。 山口県出身で現在23歳の河村は、172センチ72キロのポイントガード。特別指定選手として三遠ネオフェニックスと横浜ビー・コルセアーズでプレーすると、東海大学を中退後はプロ選手として横浜BCをけん引した。2022-23シーズンにはBリーグ史上初めて新人王とMVPを同時受賞するなど個人6冠を達成。リーグを代表する選手として活躍した。 Bリーグで大きく成長し、世界へ羽ばたいて行った河村へ向けて島田チェアマンは「また河村選手が日本人として初の『Bリーグから輩出されたNBA選手』となり、海外でのプレーを目指す選手や、バスケットボール選手に憧れる子どもたちの希望となるよう祈っています。そして引き続きBリーグも精進して参ります」と激励のコメントを送りつつ、リーグとしてさらなる発展を誓った。
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