年収が「独身で1000万円」と「夫600万円+妻400万円」。手取りが多いのはどっち?
※筆者作成 結果を基にすると、夫婦で年収1000万円の場合の手取り額は合計で767万5143円です。1人で年収1000万円のケースと比べると、夫婦の方が47万3789円多く手取りを受け取れます。収入だけで見れば、夫婦で年収1000万円の方が得といえるでしょう。
独身のメリットとデメリット
独身のメリットは、食費や水道光熱費といった生活費が1人分で済むことでしょう。また、独身だと自分好みの生活リズムで暮らせます。 しかし、計算結果からも分かるように、同じ金額を夫婦で稼いだ場合より手取りは減少する点がデメリットです。また、児童手当や配偶者控除など家族に関する手当や控除の対象になりません。
夫婦のメリットとデメリット
結婚をするとお互いが支えあいながら生活できます。1人で1000万円を稼ぐときよりも合計手取り額が多くなる点もメリットです。また、配偶者控除や子どもが生まれると児童手当の対象にもなります。 一方、夫婦でいることはお互いへの配慮が欠かせません。家族のために時間を使うので、独身よりも完全に自由な時間は減るといえるでしょう。
手取り額は夫婦で年収1000万円の方が多い
手取り額で比較すると、今回の条件では独身よりも夫婦で年収1000万円の方が手取り額は47万3789円多い結果でした。金銭面の意味なら、夫婦の方がお得だといえます。 しかし、独身にも夫婦にもメリット、デメリットがあります。結婚をするか悩んでいるときは、自分が生活に求める基準で判断しましょう。 出典 全国健康保険協会ホームページ 厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク 令和6年度の雇用保険料率について 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.1410 給与所得控除 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.1199 基礎控除 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.2260 所得税の税率 東京都主税局 個人住民税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部