アルジャジーラ記者らが死亡 ハニヤ氏の生家取材中に空爆
ガザ、パレスチナ自治区、8月1日 (AP) ― 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、同社の記者とカメラマンが7月31日、パレスチナ自治区ガザ北部に対するイスラエルの空爆で死亡したと発表した。 死亡した2人と同乗の子ども1人は、ガザシティを車で移動中に空爆を受けて死亡した。 2人は、同じ日イランの首都テヘランで暗殺された、ガザを実効支配するイスラム武装組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏の生家がある、シャティ難民キャンプを取材中だった。 ジャーナリスト保護委員会によれば、イスラエルとハマスの戦争勃発以降、111人のジャーナリストが取材中に死亡し、そのうち106人がパレスチナ人だった。 メディアがイスラエルの安全保障上の脅威とみなされれば、支局を閉鎖しても可とする新法が5月に施行され、パレスチナ寄りとみられたアルジャジーラは、イスラエル国内の支局を閉鎖された。 (日本語翻訳・編集 アフロ)