浦和やドイツ、日本代表でも活躍…群馬MF細貝萌が今季限りで現役引退、本人コメントはホーム最終戦のセレモニー&記者会見にて | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】ザスパ群馬は10月23日、元日本代表MF細貝萌が2024シーズン限りで現役引退することをクラブ公式サイト上で発表した。 細貝が現役生活に終止符を打つ。 1986年6月10日生まれの細貝は、現在38歳。群馬県前橋市出身で、前橋育英高等学校卒業後の2005年、前年に特別指定選手として加入していた浦和レッズに正式入団した。同クラブではJ1リーグ優勝1回(2006年)、天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝2回(2005年、2006年)、FUJI XEROX SUPER CUP優勝1回(2006年)、AFCチャンピオンズリーグ優勝1回(2007年)を経験した。 2011年1月には、レヴァークーゼンに完全移籍して海外挑戦をスタートさせた。以降はアウクスブルク(ローン移籍)、ヘルタ・ベルリン、シュトゥットガルトといったドイツのクラブの他に、トルコのブルサスポル(ローン移籍)やタイのブリーラム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッド(ローン移籍含む)でもプレー。2021年9月に地元クラブの群馬に加入した。 また、細貝は日本代表としても活躍。アンダーから各世代の日本代表に招集されると、2010年8月には2010 FIFAワールドカップ後に再始動した新生・日本代表に初選出され、9月4日に行われた国際親善試合のパラグアイ代表戦で先発フル出場を果たしてデビューを飾った。AFCアジアカップ2011では準決勝の韓国代表戦の延長前半にMF本田圭佑のPKのこぼれ球を押し込んで代表初得点を記録。アルベルト・ザッケローニ監督の下、同大会優勝に貢献した。 細貝は現役生活の中で、Jリーグ通算156試合に出場して6ゴール7アシストをマーク。ブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)では通算102試合に出場して3ゴール3アシストをマークしている。 なお、群馬のクラブ公式サイトは細貝のコメントについて「本人のコメントはホーム最終戦でのセレモニーならびに2024シーズン公式戦終了後に開催予定の記者会見にてお伝えさせて頂きます」と公表。10月27日に本拠地『正田醤油スタジアム群馬』で開催される明治安田J2リーグ第36節・徳島ヴォルティス戦で、細貝から現役引退に関するコメントが発表されるものとみられる。