菊池風磨“黒澤”の本音に久間田琳加“葵”がホロリ…その後の黒澤の大胆さにドキドキ<私たちが恋する理由>
timelesz・菊池風磨主演、久間田琳加がヒロインを務めるオシドラサタデー「私たちが恋する理由」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第9話が12月14日に放送された。黒澤(菊池)と葵(久間田)をヤキモキしながら見守ることに。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】黒澤(菊池風磨)、坂元(七五三掛龍也)、大島(佳久創)がサウナで相談会 ■6人の男女による“大人のピュア恋”を描く 同ドラマは、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞したma2による同名コミックが原作。オフィスを舞台に6人の男女が繰り広げる、じれったくもほろ苦い“大人のピュア恋”ストーリーだ。 菊池が演じるのは、笑わず寡黙でクールな広告会社の営業部課長・黒澤智也。煩わしい人間関係の火種になりそうな“恋”とは距離を置いてきた黒澤に、入社3年目の部下・森田葵(久間田)が変化をもたらすことに。 そして、葵の同期で優しくて良い人とは思われるが恋愛対象に見られにくい坂元凌を七五三掛龍也(Travis Japan)、葵&坂元の同期で大柄で筋肉質な男性に抱きしめられることを妄想するしっかり者の小津京を齊藤なぎさ、黒澤の同期で体形にコンプレックスがあり、人を傷つけないようにとするあまり恋に臆病になる大島蛍を佳久創、黒澤&大島の同期で後輩から慕われているが恋愛に不器用で年下との恋愛はあり得ないと思っている市川絢香を山崎紘菜が演じる。 ■伊丹が黒澤に告白しつつ助言 黒澤が自分に黙って大坂転勤に推薦したことで、ショックを受けた葵。2人の間に流れる空気は冷たく、それを感じ取った後輩の伊丹(杢代和人)は「うわさで、うちの部署から大阪支店に異動する人がいるって聞いたんですけど、もしかして黒澤さんですか? それで遠距離恋愛になるから葵さんとけんかしてるとか、そういう感じですか?」と黒澤に問い掛けた。 黒澤が「逆だよ」と葵が転勤することを告げると、「よかった」と伊丹。「だって、俺、黒澤さんのこと好きだから。黒澤さんって、人のこと人一倍見てるじゃないですか。言ってほしいことさらっと言ってくれて。そういうところ、俺、好きですよ。それが恋人に対してだとできないんですか」と話した。 実は伊丹は黒澤のことが恋愛として好きだったため、「サラッと告白してた!」と視聴者がざわつく場面でもあった。 ■黒澤「誰もいないから…」にドキドキ! 伊丹や大島の助言があった後のある日、残業中の葵を「面談、やり直さない?」と誘った黒澤。 葵の転勤を推薦したのは、能力を生かせること、キャリアアップになることなど上司としての理由がちゃんとあった。葵はそれを理解しつつも、「黒澤さんと離れるのは嫌で、だからそれでも絶対行った方がいいって確信が持てなくて」と悩んでいたのだった。 すると、「ここからは恋人として話してもいい?」と黒澤。実は、推薦したのは付き合う前で、自分もこのタイミングで決定したことに戸惑ったと打ち明けた。そして「森田さんとは、これからもずっと一緒にいたい。心から思ってる。それは本当だよ。正直、遠距離恋愛はしたことないし、俺にも不安はある。でも俺たちなら、それも乗り越えていけるんじゃないかと思う。お互いの人生も、2人の将来もどっちも大事だから」と告げた。 黒澤の心からの言葉に思わず涙する葵。そして、「安心したら、おなかすいてきちゃいました」とかわいく笑って立ち上がった葵を引き止めた黒澤は、もう一度イスに座らせた後にイスごと引き寄せて顔を近づけた。 社内に誰かいないかと驚く葵に、「誰もいないから…」と言った黒澤はキスをして優しく抱きしめた。 黒澤と葵について、上司と部下、社内恋愛ならではの心の揺れと、ドキドキ感に包まれた第9話。視聴者から安堵(あんど)の声が漏れる一方、坂元と絢香、大島と京のカップルには暗雲が立ち込めたまま。次回、12月21日(土)の放送が最終回となるが、「どうなるのかドキドキする」「みんな幸せになって」との声が上がった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部