新型「GRヤリス」が欧州に登場!「サーキット」仕様の中身とは?TGRラリードライバー開発の特別仕様車も!
ドーナツモード搭載の「ロバンペラ・エディション」
2つめの特別仕様車、GRヤリス「ロバンペラ・エディション」は、ドリフトとタイヤスモークドーナツに長けたWRC最年少チャンピオンのために作られたユニークなドーナツモードが搭載されている。この新しいモードでは、後輪に常に強力なトルクを流しながら、イージードライビングと「ドアターン」を可能にしている。このGRヤリスバージョンには、カレモードも用意されている。これは、等速リヤデフと前後トルセン式リミテッドスリップデフを採用し、リニアなハンドリング特性を生み出すことで、カーブ進入時に後輪を力強く振り出し、立ち上がりではフロントをスロットルで前に引き出せるようにしたものだ。 エクステリアには、モチーフのペイントが施された専用3トーンペイントが施されている。フロントウイングにはWRC優勝ステッカーが貼られ、ドアとリアバンパーにはTOYOTA GAZOO Racingのデカール、バックドアには専用バッジが装着されている。BBS製18×8Jアロイのほか、GRMNヤリスと共通のCFRP製可変ウイングリヤスポイラーや、高負荷が持続するよう設計された等速リヤディファレンシャルギヤが装着されている。
MotorFan編集部