久保建英は何位? ソシエダ最新年俸ランキング5位。4億円は貰いすぎ? 全然試合に絡めていない下部組織育ち
いよいよ今週からスペイン1部リーグのリーガ・エスパニョーラが開幕する。日本代表MF久保建英も所属するレアル・ソシエダは昨季6位でシーズンを終えたが、今シーズンを戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年棒にスポットを当てて、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)の選手をランキング形式で紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『Capology』を参照。順位が並んだ選手はサイトの表示に準拠する。情報はすべて8月13日時点。
5位:アルバロ・オドリオソラ(元スペイン代表) 生年月日:1995年12月14日 23/24リーグ戦成績:9試合0ゴール0アシスト 推定年俸:270万ユーロ(約4.3億円) 2000年代以降、カンテラ(下部組織)での選手育成に力を入れてきたレアル・ソシエダは着実に成果をあげていると言って良いだろう。現在のチームにはミケル・オヤルサバルやマルティン・スビメンディ、イゴール・スベルディアなど各ポジションにカンテラ出身選手が名を連ね、ハイクオリティかつクラブ愛に溢れた陣容が完成している。 アルバロ・オドリオソラもその1人だ。同選手はラ・レアルのカンテラで育ち、2017年にトップチームデビュー。すぐに高い評価を得て、右サイドバック(SB)の定位置を確保した。2018年にはFIFAワールドカップロシアのスペイン代表メンバーに招集され、夏にはレアル・マドリードにステップアップを果たすというトントン拍子のプロキャリアを歩んでいる。 しかし、世界屈指の選手たちが揃うレアル・マドリードでスタメンに定着することはできず、昨夏の移籍市場で古巣に完全移籍で復帰することになった。ラ・レアルでの推定年俸は270万ユーロ(約4.3億円)とされている。 満を持して臨んだ昨季だったが、オドリオソラにとっては不完全燃焼で終えることになってしまった。ハムストリングなどの怪我に苦しみ、負傷離脱を繰り返したことでほとんどの試合でベンチを温めることに。最終的に公式戦15試合の出場に留まり、その合計出場時間はわずか721分だった。そんな苦しい時間を過ごしたからこそ、今季に臨むオドリオソラの気持ちは人一倍強いはずだ。
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