【チャンピオンズC】武豊サンライズジパングは〝古馬の壁〟に阻まれ6着「幼さが残る分かな」鞍上は悲観せず
[GⅠチャンピオンズカップ=2024年12月1日(日曜)3歳上、中京競馬場・ダート1800メートル] JRAダート路線の下半期総決算となるGⅠチャンピオンズCは、1番人気で坂井騎乗のレモンポップがV。連覇でラストランを飾った。武豊騎乗で4番人気の支持を受けたサンライズジパング(牡3・音無)は0秒5差の6着。GⅠ初制覇はおあずけとなった。 スタートを無難に決めると中団馬群の外めを追走。勝ち馬がマイペースで運ぶ展開を見据えたか、向正面で外からじわっと差を詰めにかかる。4コーナーでは好位の外に取り付いて見せ場をつくったものの、直線では〝伸びず、止まらず〟というジリジリした脚。しぶとく食い下がったものの、掲示板に載るまでには至らなかった。 メンバーただ一頭の3歳馬で注目を集めたが、古馬の壁に跳ね返された形。武豊は「ある程度、想定していたレースはできたんだけど、最後に手前を替えなかったりとまだ幼さが残る分かな。それでも将来が楽しみな馬だよ」と全く悲観することなく今後の飛躍に期待を寄せていた。
東スポ競馬編集部