〝広州恒大〟解散で「歴代優勝チーム生存率29%の大恥」と中国嘆き
過去にアジア制覇を果たした中国サッカーの名門クラブが解散し、自国から嘆きの声が上がっている。 かつて、広州恒大は豊富な資金源をもとに有力選手やマルチェロ・リッピ監督らを招へい。中国1部で8度の優勝を誇り、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)も2度制覇した。しかし親会社が経営破綻すると、あれよあれよと弱体化。広州FCと名称が変わったが、新たなシーズンでリーグ参入の基準を満たせず解散となった。 中国メディア「捜狐」は「中国サッカー大恥… 31年、64の優勝チームのうち、45チームが解散している。29%の生存率!」との記事を掲載。 広州FCについて「中国プロサッカー史上最も成功したチームの一つとして多くの人に評価されていた。残念ながら、数え切れないほどの栄光を築いたこのチームの崩壊は、中国サッカーが置かれた困難な環境の縮図に過ぎない」と指摘。 「31年間で、中国3つのプロリーグで輩出した優勝チームは64。この64の王者のうち、まだ解散していないチームは19チームしか残っていない! 45チームが解散しており、生存率はわずか29%! なんと71%ものチームが、歴史の記憶の中に永遠に固定されてしまった。広州恒大は最新の悲劇的なチームに過ぎない」と嘆いた。 変動が激しい中国サッカー界。〝悲劇〟が繰り返されなければいいが…。
東スポWEB