全英で「テニスに飽きた」と失言のトミックが170万円罰金とスポンサー解除
同紙はヘッド社がトミックとのスポンサー契約を解除したことについて、ノバク・ジョコビッチのコメントを求め、「ジョコビッチはヘッド社の判断を支持すると話したが、トミックはサポートを必要としているとも話した。我々はみんな欠点がある。その場の勢いで何か不適切なことを言ってしまうことがあるかもしれない。でも、ヘッドがこういう判断をしたのは理解できる。これまでの6,7年、最も才能ある若手の一人と言われてきた選手の正当なメッセージではなかったと思う。特にオーストラリアの彼をヒーローとしている多くの子どもたちにとっては」と話したそうだ。 同紙によると、さらにジョコビッチは「人生には難しいこともある。我々は自分たちのライフスタイルに感謝しなければいけないし、愛するスポーツをプレーする機会も与えられているのだから。彼は、今そういう状況にない。彼は難しいステージを経験している。だから、それを分かって、サポートしないと」とも語った。 また、3回戦でジョコビッチと対戦するラトビアのエルネスツ・ガルビスは、「彼はいいやつなんだ。ただあまりにも率直に発言してしまった」と話したそうだ。 トミックはこの処分に対して異議申し立てをするつもりだという。 口は災いの元とは言うが、とんだ失言から罰金を科され、スポンサー契約も打ち切られたトミック。かつての期待の有望株はどん底から再びモチベーションを取り戻せるのか。