米上場の医療機器メーカーSemler Scientificがビットコイン追加購入、合計保有数1,873BTCに
Semler Scientificのビットコイン合計保有数1,873BTCに
米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific)が、新たにビットコイン(BTC)の追加購入完了を12月5日発表した。今回同社が購入したのは303BTC。これにより同社のビットコイン(BTC)合計保有数は1,873BTCとなったという。 「セムラー・サイエンティフィック」は、11月25日から12月4日までの期間に、現金約2,930万ドル(約44億円)をビットコインの追加購入に投じたとのこと。1BTCあたりの平均購入価格は78,553ドル(約1,182万円)、累計購入額は1億4,710万ドル(約221億円)とのことだ。 また「セムラー・サイエンティフィック」は、すでに発効されているS-3登録届出書で開示されている通り、キャンターフィッツジェラルド社との株式販売契約を通じて、継続的な株式売却を今回実施したとのこと。 また11月25日には既存のATM(売却)オファリングを1億ドルに拡大したという。これは追加で5,000万ドル(約75億円)の株式を売却するためだ。 なお「セムラー・サイエンティフィック」は12月4日時点で、約7,980万ドル(約120億円)の株式売却総額を記録している。 「セムラー・サイエンティフィック」は、ビットコインの取得戦略のパフォーマンスを評価するための主要業績評価指標(KPI)として、ビットコイン利回りを活用している。そして同社は、ビットコインを購入するための資金を調達する手段として普通株式を追加発行している。そのため、このKPIはビットコイン購入戦略が投資家にとって、どのような利益をもたらしているのかを補完的に示す指標として活用できると報告していた。 ちなみに、前回「セムラー・サイエンティフィック」によるBTC購入が発表されたのは11月25日。同社は11月18日から22日までの期間に、297BTCを約9万7,995ドル(約1,508万円)で購入している。
あたらしい経済編集部