はやぶさ2、タッチダウン後の運用は? JAXA会見(全文1)帰還カプセルは豪ウーメラで回収へ
8月31日午前9時に探査機が降下を開始
13ページのほうを見ていただきますと、8月31日に、午前9時に探査機自身が降下を開始しまして、降下速度は0から20センチ・パー・セックと、比較的ゆっくりと降りることを考えてます。これは太陽の輻射圧と、それから重力を使って降下を開始しまして、積極的にジェットを噴くというよりも、ゆっくりと降下を開始して、燃料を節約しながら、高度1キロメートルに精度良く到達するということを考えております。 到着予定時刻が9月5日の、日本時間で午前0時から2時ということで、夜中になりますけども、この時刻にターゲットマーカーを分離して、だいたい、ターゲットマーカーが小惑星表面に到達するのが、これ、重力分布と、それから分離速度にもよりますので、確定的なことは言えませんけども、だいたい1週間弱ぐらいで到着できるのではないかなと予想をしておりまして、9月の11日ごろまでには小惑星表面に到達するのではないかというふうに考えておりまして、こういうことをすることによって「はやぶさ2」のリハーサルを実施すると、そういう計画でございます。 【書き起こし】はやぶさ2、タッチダウン後の運用は? JAXA会見 全文2に続く