「誰がそんな相撲取れって言ってるんだよ」稽古場に響く父の声 元力士の父と大相撲目指す小学生が 父のちゃんこを食べて体重40キロから88キロに
■小学生として最後の地元・関西で行われる大会へ
大相撲を目指す親子だが、 相撲を離れれば仲良しだ。 窪田悠希くん:普段は優しいです。普段の私生活とか、めちゃくちゃ緩い。 父・窪田清盛さん:緩い?厳しくした方がいい? 窪田悠希くん:いや、そのままがいい。デザートとか余ってたらくれる。 父・窪田清盛さん:それ、あまり優しいって言わなくない? 10月27日、大阪・堺市の大浜公園相撲場。 窪田悠希くん:一番、一番、集中して、優勝目指してがんばります。 悠希くんにとって小学校生活最後の地元・関西で行われる大会。全国から集まった男女およそ300人が、学年別に分かれて頂点を目指す。去年、5年生の部で3位だった悠希くん。目指すは優勝だ。 父・窪田清盛さん:慌てるなよ。やばいと思ったら止まって、落ち着け。 初戦を突破し迎えた2回戦。 前へ前へ…。気がはやってしまい、相手の引きにはまった。悠希くん、悔しさのあまり涙を流した。 窪田悠希くん:悔しいです。“自分の相撲”が取れなかった。 父・窪田清盛さん:心優しいのはいいんですけど、それが相撲に出ちゃうと勝負にならないですよね。だから、あえて厳しいことを言って、心を鍛えています。 夢の大相撲へ。父子二人三脚で、自分たちが目指す“相撲道”を突き進む。 (関西テレビ「newsランナー」2024年10月29日放送)
関西テレビ