【岩手県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。冬と夏の年2回だけ公開される、神秘的な鍾乳洞も
◆高松公園 高松の池
盛岡市にある高松公園は、治水用の人工池だった高松の池を中心に整備された公園。高松の池を一周する遊歩道からは、四季折々の自然景観やバードウォッチングを楽しむことができる。 「日本さくらの名所100選」に選ばれた高松公園の「高松の池」は、春は桜スポット、冬は白鳥の飛来地として地元の人々の憩いの場となっている。 岩手山の雪景色と真っ白な白鳥が、冬の澄んだ青空と美しい水面に映える。早朝にゆっくりと散歩するのもおすすめだ。 約40種以上のバラが植えられている「バラ園」や、200本を超えるボタン・シャクヤクが植えられている「ボタン園」もあり、見ごろを迎える5月中旬~6月中旬ごろに訪れるのもオススメだ。 高松公園 高松の池(たかまつこうえん たかまつのいけ) 所在地 岩手県盛岡市高松
◆歴史公園えさし藤原の郷
奥州市にある歴史公園えさし藤原の郷は、約20ヘクタールの敷地に120以上もの平安時代の建造物が再現されたテーマパーク。冬には雪吊りの施された日本庭園が白銀に染まり、風情あふれる景観が楽しめる。 奥州藤原氏を描いた大河ドラマ『炎立つ』をきっかけにつくられた歴史公園。 みちのくの歴史と文化が体験できる広大な歴史テーマパークで、大河ドラマをはじめ、数多くのテレビ番組や映画のロケ地としても知られている。 日本で唯一、平安貴族の住宅、寝殿造の建物を再現した「伽羅御所」があるほか、武家館を再現した「経清館」「清衡館」、政治を司る「政庁」などを本格再現しており、建物の中では、時代衣装や鎧の着付、弓矢や貝合わせなど様々な体験を楽しむことが可能。 冬の真白な庭園も美しいが、四季折々の花々も魅力。桜や藤、ツツジ、紫陽花、睡蓮、蓮、萩、紅葉などの花々が彩りを添えてくれる。春と秋には園内のライトアップ、夏には「源平ホタル観賞会」があり、どの季節に行っても楽しめる。歴史公園えさし藤原の郷(れきしこうえんえさしふじわらのさと) 所在地 岩手県奥州市江刺岩谷堂字小名丸86-1
CREA編集部