【岩手県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。冬と夏の年2回だけ公開される、神秘的な鍾乳洞も
◆もりおかイルミネーションブライト
冬の盛岡の街をやさしい光で包み込み、好評を博した「もりおか雪あかり」が2022年にさらにパワーアップ。「もりおかイルミネーションブライト」として生まれ変わった。 もりおか歴史文化館前広場をメイン会場に、盛岡市内中心部7ヶ所に点在する趣向を凝らしたイルミネーションが冬の夜空を明るく照らす。イルミネーション会場は、盛岡の街を盛り上げてきた、多くの人が行き交う商店街。光の道を歩いて巡ることで、盛岡の文化に触れ、歴史を感じることができる。 メイン会場となるもりおか歴史文化館前広場には、長さ約40メートルのトンネル状になったイルミネーションが設置され、見ごたえ抜群。シャンパンゴールドに包まれた光の道を歩くだけで気持ちがワクワクしてくるよう。 開催期間:開催中~2025年2月15日(土) もりおかイルミネーションブライト 所在地 もりおか歴史文化館前広場(メイン会場)、市内商店街など7ヶ所
◆浄土ヶ浜
宮古市にある浄土ヶ浜は、優雅かつ迫力のある自然景観が美しい海岸で、江戸時代の紀行文に紹介され、宮沢賢治の短歌にも詠まれた三陸地方沿岸の名勝地。 鋭くとがった白い流紋岩が林立する三陸ジオパークの中心に位置し、“浄土ヶ浜エターナルグリーン”といわれる澄んだ色に魅了される。 流紋岩の白と松の緑、海の青のコントラストがすばらしい、三陸復興国立公園を代表するスポット。空気の澄む冬には美しい星空も観測できる。「極楽浄土のよう」と感嘆したことも頷ける、神秘的な光景だ。 浄土ヶ浜(じょうどがはま) 所在地 岩手県宮古市日立浜町
◆猊鼻渓
一関市にある猊鼻渓は、両岸に高さ約100メートルの断崖絶壁を有する、砂鉄川が石灰岩を侵食してできた約2キロメートル続く大迫力の渓谷。 川の流れは穏やかで、舟下りでは船頭が竿1本で巧みに舟を操り唄う『げいび追分』が響きます。 11月21日~3月31日には、屋形船が運航。12月~2月限定で「こたつ舟」が運航され、前日までに予約すれば、郷土料理「木流し鍋」とともに、水墨画のような雪景色を楽しむことも。冬ならではの猊鼻渓の醍醐味だ。 猊鼻渓(げいびけい) 所在地 岩手県一関市東山町長坂字町467