三宅洋平氏、「選挙フェス」で存在感も議席獲得ならず 参院選・東京選挙区
THE PAGE
10日に投開票された参院選・東京選挙区に立候補していたミュージシャンの三宅洋平氏は24万票以上を集めたが、落選となった。同選挙区の全6定数の当選確実が報道された後、三宅氏は支持者らを前に会見し、「三宅の政治活動はおよそ4週間足らずだった。何十年という政党活動続けられている皆さんの壁の厚さを感じると同時に、まったく今まで投票行為に及ばなかった新しい層というのを生み出すことが出来たと思う」と話した。
三宅氏は「選挙フェス」と銘打った、音楽を取り入れた独自の街宣活動を各地で展開し、存在感を発揮。改憲阻止、原発反対、教育無償化などを訴えていた。 会見では同氏は「組織じゃないと勝てない選挙の時代、組織でないとものを言えない政治の時代は間違いなくこの2016年夏の参院選挙、僕たちの力によって大きく転換を遂げたと思います。これから多くのより多様な意見を持った人たちが勇気を出して選挙に出られるという土壌を、皆さんのおかげで築くことができました。ありがとうございます」と語った。