「幸福」は伝染する!? 世界でもっとも幸せな上位2%に入る人の驚くべき特徴
一番上の層は幸福度が30%も高い!
個人的に私は、幸福度チャートの一番下の層には住みたくないと思っているので、その逆の一番上の層にいる少数の人たちに目を向けた。 この層は非常に人数が少ないことから、“2パーセンター”(2%の人たち)と呼んでいる。この人たちはネガティブ層の人たちに比べて幸福度が30%、活力レベルが40%も高い。 2パーセンターは放熱器のような存在だ。自分自身が幸せで、繫栄を続ける少数派。平均値からいい意味で大きく外れ、純粋に最高の人生を生きている。 ここで私に3つの疑問が浮かんだ。 1.いつも最高の気分で生きている人って、どんな人? 2.そのために彼らは何をしている? 3.そして何より、メンタル“ウェルス”(精神的な豊かさ)を手に入れる確率を高めるために、私たちは彼らから何を学んで自分たちの人生に活かすことができるのか? お気づきの通り、私は完全に利己的な理由でこの研究を行っている。人生が楽しくて仕方ない2パーセンターに自分もなりたい!
2パーセンターになることの利点
2パーセンターであることには主に2つの利点がある。まず1つ目に、“ベストな自分”でいられる時間が長ければ(それ自体が2パーセンターの特性である)、仕事や家庭生活を含めて人生が根本から変わるはず。2パーセンターに成り上がれば、いまよりも幸せで、クリエイティブで、立ち直りが早く、前向きで、エネルギッシュな自分になれる。 2つ目は1つ目よりさらにスゴイ。いつも最高の気分で生きることには、とてつもない副作用がある。人間の感情は伝染するので、あなたがベストな状態で毎日を過ごしていれば、周りの人も気分が上がる。つまり、2パーセンターであることは、あなただけでなく、あなたの家族や友人、会社の同僚、ご近所さんや地元のコミュニティにとってもいいことなのだ。 仮に感情が伝染するなら(絶対にする!)、自分が人に何をうつしているのかを考えるのは重要なこと。 私たちが放熱器になるか排水口になるかの選択は、私たち自身の人生はもちろん、周りの人の人生にも大きな影響を与えるからだ。 私たちには、人を引き上げることも引き下ろすこともできる。でも、せっかくなら2パーセンターの仲間を増やして、次世代に引き継いでいきたいと思わない? ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。