【株主優待】「エディオン」や「ビックカメラ」の株主優待で食費節約!イメージと違う使いかたができる銘柄5選
◆物価高で食費を節約したいなら…… 食費を節約したい人が思いつくのは、小売業の中でも「スーパーマーケット銘柄」を買っての節約で、この方法はやはり王道でしょう。 「スーパーマーケット銘柄」の中には、例えば、1,000円ごとに100円が割引になる株主優待券を発行する企業もあれば、オーナーズカードで半期ごとにキャッシュバックしてくれる企業もあります。また、株主優待でカタログの中からお米やレトルトカレーがもらえる銘柄もあり、食費が節約できたと実感できる内容が多いです。 しかし、調べてみると「同じ小売業でも、家電量販店の会社の株主優待も食費を節約できるのでは?」と発見でき、利用してみると「おとりよせした氷見うどんが株主優待で手に入った」など、気づきもあります。 すると、「家電はあまり買いかえないから、家電量販店の株主優待の権利は取得しなくてもよいかな」ではなくて、「食費節約として活躍できそうだからこの株も中長期で保有してみよう」と感じることもあります。まずは使ってみて、味わってみて、生活を楽しむことから株主優待の魅力に気づいてみましょう。 インフレ傾向で、以前と比べて食費がかかっていると感じるご家庭も多いはずです。値上がりのニュースを聞くと、ますます気が滅入ります。その対策として、食材を安いものにしたり、外食頻度を少なくしたりすることはよく聞く話ですが、株主優待で“食費を応援”してもらい、“苦しくない家計”に挑戦してみることも一つの案です。 もちろん、株式投資はリスクのある金融商品です。でも、株主優待のある銘柄を保有すると、年に1度や2度、多いものでは年に3度、株主優待内容が変更しない限り、定期的に「生活を手助けしてくれる優待券やフルーツが受け取れる」わけで、食費節約につなげられそうです。 〈「株主優待」とは?〉 ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。 〈「権利付最終日」とは?〉 権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。 つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。 例えば、2024年12月末の権利付最終日は12月26日、権利落ち日は12月27日です。そのため、12月末に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、12月26日までに株を買っておかなければなりません。
谷口久美子