“10年目の覚醒”クリッパーズのパウエルが自信を語る「誰に何と言われようと、このレベルでプレーできると確信していた」<DUNKSHOOT>
現地時間12月19日(日本時間20日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズは敵地アメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックス相手に118-95で勝利。ただ再戦となった21日は97-113で落とし、今季戦績をウエスタン・カンファレンス8位の16勝13敗(勝率55.2%)とした。 【動画】“覚醒”パウエルがマブズ相手に29得点の大暴れ! クリッパーズは大黒柱カワイ・レナードが右ヒザ炎症のリハビリを続けて復帰を目指すなか、ノーマン・パウエルが19日の試合ではゲームハイの29得点に7リバウンド、5アシスト、3スティール、21日も両チーム最多の28得点に5リバウンド、2アシストと活躍。 NBAキャリア10年目を迎えている193cm・98kgのウイングは、今季ここまで22試合の出場でキャリアハイの平均23.9点に3.3リバウンド、2.6アシスト、1.1スティールに加え、フィールドゴール成功率49.5%、3ポイント成功率47.2%(平均3.8本成功)、フリースロー成功率84.8%と、自己最高のシーズンを送っている。 21日に現地メディア『RG』へ公開された1対1のインタビュー記事で、31歳のベテランはこう自信を口にしていた。 「いつだって僕は考えていた。誰に何を言われようと、メディアがどう書こうと、自分はこのレベルでプレーできるんだとね。NBAにいる選手たち相手にプレーし、競い合えるんだと確信していた」 絶対的エースが不在の状況でもクリッパーズがウエスト8位に踏み止まれているのは、ジェームズ・ハーデンやイビツァ・ズバッツらの活躍に加え、パウエルのキャリア10年目での大ブレイクがあってこそ。優勝経験もある頼れるベテランの、今後のさらなる飛躍に期待したい。 文●秋山裕之(フリーライター)
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