「失敗しない ふるさと納税」駆け込み寄付の前にちょっと待った!さとふる、ふるなび…ふるさと納税サイトの比較、一番お得に使える注目サイトをプロが徹底解説
自治体に寄付をすることで返礼品がもらえて、しかも節税にもつながると人気の「ふるさと納税」。今年分の〆切が近いけど、今からやってもうまくいく道筋をプロに教えてもらった! ⇒【関連写真】「2024年のヒット商品はこのツボを押さえていた?」買物欲を刺激する“3つのツボ”に着目!今年の消費動向をプロが徹底解説
節約のための利用が増加。2024年は惣菜が人気
教えてくれたのは…… ファイナンシャルプランナー 飛田啓介さん ふるさと納税でもらった返礼品は100点以上! ふるさと納税比較サイト「ふるさと納税ガイド」編集長の顔も持ち、メディア出演多数。 ふるさと納税では、自分が選んだ自治体に寄付をすると自治体から寄付額の3割程度の返礼品がもらえる。控除限度額以下の寄付であれば自己負担はたった2,000円となるためユーザーのメリットも多い。ふるさと納税は時代とともにルールも傾向も変化しているが、最近の傾向をふるさと納税に詳しい飛田啓介さんに聞いた。 「物価高や生活の変化を受けて、家計の節約のために普段使うようなものを返礼品としてもらう人が増えています。大容量の肉やトイレットペーパーなどはこの数年ずっと人気の返礼品です。2024年はハンバーグや餃子、焼き鳥など惣菜の人気が目立ちます。アフターコロナで出社を義務付る企業が増えたことで、共働き家庭では子どもの食事をどうするか問題が復活しました。そこで、湯せんなどですぐ食べられる惣菜が選ばれているようです」
ふるさと納税の歴史
・2008年:ふるさと納税制度がスタート! ふるさと納税の制度がスタート。まだ注目度は低くユーザーも少なめ。ネット申し込みが普及した2014年ごろからユーザーが増加する。 ・2015年:寄付金限度額が2倍になり第1次ブーム 制度改正によって寄付金の限度額が倍増。また、ワンストップ特例制度の開始によって会社員が利用しやすくなり、注目度は急上昇! ・2018-19年:Amazonギフト券が返礼品に加わり第2次ブーム! 自治体間の返礼品競争が激化。高額返礼品が横行したため、返礼品は寄付した額の3割までという「3割ルール」が厳格化された。 ・2020年:コロナ禍の巣ごもり需要で第3次ブーム! 外出制限によって通販利用が増えたのと同じく、ふるさと納税も数多く利用されるように。節約に繋げようというユーザーが増えた。
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