星稜が初戦突破 21世紀枠の田辺、76年ぶり白星ならず センバツ
第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、1回戦で昨秋の北信越大会と明治神宮大会を制した星稜(石川)が4―2で21世紀枠の田辺(和歌山)を降した。九回に2点を勝ち越した星稜は、2年ぶりに初戦を突破した。 【写真まとめ】田辺ー星稜(1回戦) 春夏を合わせて4回目出場の田辺は、前回センバツに出場した1948年以来、76年ぶりの白星を挙げられなかった。 星稜は第6日(23日)第2試合の2回戦で、八戸学院光星(青森)と対戦する。 ◇星稜、同点の九回に勝ち越し 星稜が競り勝った。2―2の九回、能美と中島幹大の連打に暴投が絡んで1死二、三塁とし、代打・東の右前打で2点を勝ち越した。投手陣は3人の継投で2失点に抑えた。田辺は三回に岡本の適時打、四回に前田のスクイズでそれぞれ同点としたが、終盤の好機にあと1本が出なかった。