こう言えば絶対にスベらない…「おもしろいことやってよ」忘年会での無茶ぶりを華麗にかわす"切り返しの一言"
■「イジられたとき」にも使える ケース4)「IQ低そう」とイジられた ●普通の会話2(イジられたとき) 「○○ってさ、IQ低そうだよね!」 「それは失礼すぎだろ~‼」 ●お笑い脳の会話2 「○○ってさ、IQ低そうだよね!」 「誰か殴れる物持ってない?」 「やめて(笑)」 こんな感じでイジられたときは、周りに「殴れる物」をお願いすると笑いを取れるでしょう。 ケース5)「一生彼女できなさそう」 最後にイヤな気持ちになったときのパターンを紹介しましょう。 ●普通の会話3(イヤな気持ちになったとき) 「○○って、一生彼女できなそう!」 「ヒドすぎるぞ‼」 ●お笑い脳の会話3 「○○って、一生彼女できなそう!」 「誰か告訴状持ってきて~‼」 「ちょっとごめんって(笑)」 このように、ヒドいことなどを言われたときは、周りに告訴状を貰おうとすると、牽制もできて笑いも取れます。 ■空気を悪くしない断り方 断るのが苦手で、何でも受け入れてしまう人っていますよね。しかし、そんなふうに何でも受け入れてしまうと、都合のいい人として利用されるかもしれません。 コミュ力が高い人は、イヤなことはしっかりと断って身を守ります。しかもそれだけでなく、空気を悪くせずに断ることができるので、相手から根に持たれません。 そんな空気を壊さない上手な断り方をいくつか紹介します。
ケース6)「パートナーは?」 まずは答えたくない質問の返し方です。 ●普通の会話1 「あの○○さんってパートナーいるんですか?」 「(答えたくないな)ん~いるよ」 ●お笑い脳の会話1 「あの、○○さんってパートナーいるんですか?」 「その質問、事務所NGなんだよね~」 「事務所入ってないでしょ(笑)」 他にも「答えてもいいけど、お金振り込んでもらっていいかな?(何でもお金を貰おうとする)」と返してもいいでしょう。 ■無茶振りの上手なかわし方 ケース7)「おもしろいことやって」 続いて、無茶振りされたときには、こういう返し方があります。 ●普通の会話2 「○○くんおもろいことやってよ」 「え? いや、わかりました……(イヤなのに)」 ●お笑い脳の会話2 「○○くんおもろいことやってよ」 「すみません! お医者さんから『おもろいことするな』って止められてるので、やめときます」 「何で医者が止めるんだよ(笑)」 他にも「お母さんに、おもしろいことやっちゃダメって言われてるので」と、お母さんのせいにして断るのも良いでしょう。 こんな感じで、断るときには1つユーモアをつけ加えると良いですよ。 ---------- 芝山 大補(しばやま・だいすけ) ネタ作家 1986年兵庫県生まれ。2007年、NSC大阪校に入学。2009年、2011年にはキングオブコント準決勝進出。現在はネタ作家に転身し、賞レースのファイナリストなど、芸人300組以上のネタ制作に携わる。2019年からは、「笑いの力で人間関係に悩む人を救いたい」という想いから、お笑いの技術を言語化して伝える「笑わせ学」に取り組む。講義やイベントでの指導、YouTubeやTikTokでの活動を通じて、多くの人に芸人の技術を伝えている。著書に『おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則』(ダイヤモンド社)、『お笑い芸人が教える みんなを笑顔にしちゃう話し方』(えほんの杜)、『お笑い脳』(KADOKAWA)。 ----------
ネタ作家 芝山 大補