AIを使ってGoogle TVのスクリーンセーバーをつくろう!好みの画像を生成する手順教えます
AI活用はますます一般化しており、便利なものもかなり多いですよね。 AI技術がごく日常に導入されている例を挙げるとすれば、やはり各種デイバスの壁紙やスクリーンセーバーを作成できることでしょう。 AIを使ってGoogle TVのスクリーンセーバーをつくろう!好みの画像を生成する手順教えます その代表例として、スマートフォンのPixelやGalaxyシリーズではすでに、生成AIで壁紙を作成することが可能です。 そしていま、Google TV用デバイスでも同じことができるようになりました。 要するに、Google TVを視聴するストリーミング機器にスクリーンセーバーを設定したいけど、使いたい家族写真や広大な風景写真がないというときは、まったく新しいスクリーンセーバーをAIで作成すればいいわけです。 AIなら、思い描いたとおりのスクリーンセーバー画像を作成することができますよ! 最新Google TVへのアップデートが済んでいれば、Google TVが搭載された機器で、スクリーンセーバー作成機能が利用可能! たとえば、新しいメディアプレイヤーのGoogle TV Streamerや、Chromecast with Google TV、Google TV搭載テレビなど、対応機種は多め。 処理はすべてクラウド上で実行されるので、デバイス自体の機能性は必要ないんです。
Google TVでAI生成壁紙を作成・保存するには
リモコンで、Google TVホーム画面上部のナビゲーションバーに行き、いちばん右側にある設定の歯車アイコンを選択します。 「システム」>「背景モード」と選択すると、スクリーンセーバーのオプションが表示されます。 「カスタムAIアート」を選択すると、AIを使って新しいスクリーンセーバーを作成できます。 AIを使って作成したスクリーンセーバーはすべて、ここにリストアップされます。 新しいスクリーンセーバーがほしいときは、「新規作成」を選択します。 次に、スクリーンセーバーを作成するためのプロンプトを入力していきます。 その際は、リモコンのマイクに向かって話すか、リモコンで画面キーボードを操作して入力することになります。 作成プロセスをガイドしてくれる推奨テンプレートを利用することもできますし、AIがテーマに沿った新しい画像を生成してくれる「ひらめきがほしい」を利用することもできます。 AIにプロンプトを与えるときの常ですが、できるだけ詳しく説明するのが得策です。 そうすれば、自分が思い描いていたものに合致したスクリーンセーバーが完成する確率が上がりますよ! あまりにも奇妙なスクリーンセーバーはやめておいたほうがいいでしょう。自宅でいちばん大きなスクリーン上に表示されることになるのですから。 とはいえ、想像力が及ぶ限りどのようなスクリーンセーバーでも作成できます。 適しているのは、自然や抽象的なアイデアです。 たとえば、森林や山並みの画像を生成してみるのも1つの手ですし、雲やテクスチャー画像もいいかもしれません。 AIが生成するわけですから、ファンタジーや夢のような要素を取り入れることもできます。 AIがスクリーンセーバーを生成したら、「画像バリエーション」をスクロールしてみましょう。 「再生成(Generate again)」を選択すれば、同じプロンプトを使って、別の画像を改めて生成できます。 プロンプトを変更したいときは「編集(Edit)」を選択します。 表示されているスクリーンセーバーをAI画像セットに追加するときは、「保存(Save)」を選択します。 作成した壁紙に満足したら、スクリーンセーバーとしてすべて設定を選択しましょう。 そうすれば、Google TVが一定時間操作されないときに、AIで作成したスクリーンセーバーが表示されます。 スクリーンセーバーのオプションは、アートギャラリーでもカスタムAIアートでも、一定の時間が経つと複数の画像が循環するように表示されます。 スクリーンセーバー用に保存した画像を管理したいときは、メニューのカスタムAIアートに戻り、画像を管理を選択します。 そして、削除する画像を見つけたら削除を選択しましょう。 今までは、Googleフォトに保存してある自分の写真や、Googleが提供するスライドショーを使っていた人も、この機能をあれこれ試してみると楽しめます。 手軽で便利に作成できますし、少なくともちょっと違ったスクリーンセーバーをGoogle TVに表示できますよ。
遠藤康子(ガリレオ)