今季5度のハットトリックで16試合・26得点。怪物級スコアラー・山桐正護は、なぜそんなにゴールを奪えるのか?|フットサル
生まれ育った街をフットサルで盛り上げたい
高校を卒業後すぐに浜松のトップチームに加入し、早くも在籍8年目。“中堅選手”として、着々と実力を伸ばす山桐は、この先の自身の選手キャリアをどう描いているのか。 「結果が出始めてから、一度は移籍を考えたこともありました。だけど、浜松は地元のクラブだし、生まれ育った街をフットサルで盛り上げたいという気持ちはやっぱり捨てきれません」 2017-2018シーズンにボアルース長野とのディビジョン1・2入替戦に敗れて以降、“F1復帰”はチームとしての悲願。そのためにはまだまだ自分の力が足りないと、山桐は自分に鞭を入れる。 「若い選手も増えてきたなか、失点を悔やむよりも、次に得点をどう取るかを考えています。どれだけ点を取られても、僕が取り返せば勝てるというマインドは、これからももっていきたい」 まだまだ成長途中のゴールゲッターは、自らの壁を超えることができるか。
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