「このメンバーで勝ちたかったという思いでいっぱい…」プレミア王者の大津 無念の3回戦敗退 最後まで見せたゴールへの執念【全国高校サッカー選手権】
◆全国高校サッカー選手権 大津1―2流通経大柏(2日、フクダ電子アリーナ) 後半追加タイムの最後の最後まで〝王者〟はゴールを目指して攻め続けた。 ■16歳女優がミニスカ制服リフティング【写真】 GKも加わってCKからの同点弾を狙ったが、あと一歩及ばず。初めての選手権の頂点を目指した優勝候補・大津の歩みは、流通経大柏に競り負けて3回戦で終わった。 「とにかく勝ちたかった。このメンバーで勝ちたかった、という思いでいっぱい…」。主将の五嶋夏生(3年)は声を絞り出した。前半36分にDFラインの裏を突かれて先制点を許すも、後半14分にCKからの混戦から五嶋が同点弾を決めた。 だが同28分、ロングボールを起点に再び裏に抜けられ、決勝点を許した。山城朋大監督は「1点目と同じような形で2点目もやられた。改善できず悔しいが、最後までゴールに向かう姿勢を見せてくれた」と戦い抜いたイレブンをねぎらった。 強豪が集まる高円宮杯U―18プレミアリーグの西地区で初優勝。東地区の優勝チームも破って同校初の日本一に輝いた。五嶋は「自分たちを褒めていいところかな」。選手権の初優勝こそ逃したが、歴史に名を刻んだチームに変わりない。(山田孝人) 【#OTTO高校サッカー】