旧文書通信交通滞在費改革、年内法改正へ与野党最終調整…使途公開の項目や返納手法など詰める
与野党は、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革を巡り、28日召集の臨時国会で歳費法を改正し、使途の公開や残金返納を明記する方向で最終調整に入った。使途公開の項目や返納の手法などの詳細を来年の通常国会で詰めた上で、来年夏に施行する案が出ている。
衆院は、20日に開いた各会派代表者の協議会で、年内改正を目指すことで大筋合意した。参院は27日の議院運営委員会理事会で協議会設置を決めるが、年内改正については衆院側と歩調を合わせることで与野党がおおむね一致している。