【水太り・むくみ】効率的&安全に解消する方法を米医師が解説
1. 体を動かす
『The Little Book of Game-Changers: 50 Healthy Habits For Managing Stress & Anxiety』の著者で管理栄養士のジェシカ・コーディングいわく、短時間の有酸素運動はむくみの軽減に役立つ。「運動は消化を助長します。体内の水分量が増える原因のひとつは、排泄が効率的に行われていないか、十分に行われていないからです」 運動をするとエンドルフィンが分泌され、ストレスが減少する。これも、水分量を減らすのに間接的に役立つとコーディングは補足している。「ストレスで過食しやすい人は、加工度の高いスナック菓子に手が伸びがちです。このような食べものは塩分が高く、水太りにつながります」とコーディング。
2. もっと水を飲む
直感に反しているようだけれど、余分なナトリウムを排出させるには、水分量を増やすことが効果的。「これには多くの人が驚いています」とコーディング。「水分を十分に摂取できていれば、細胞内のナトリウムとカリウムのバランスは最適に保たれます」。でも水分が不足すると、体はナトリウムを取り込んで問題を解決しようとするため、水分貯留を引き起こすことになる。「そのため、十分に水分補給を行うことが、むくみや水分貯留を軽減するのに有効です。体がより効率的に機能できるようになるからです」
3. 減塩食を心がける
むくみを解消するには、冷凍食品やファーストフードなど塩分が高い食品を避け、塩分が少なめのスナックに置き換えること。ナトリウムの1日の推奨量は2,300mg未満であり、一見多い量に見えるかもしれないが、実際にはあっという間に到達する。例えば、トッピングなしの食パン2切れで、約400mg以上のナトリウムを摂ることになる。「ナトリウムは体に必要なものですが、摂り過ぎるととくにカリウムが不足している場合はむくみにつながります」とコーディング。
4. 缶詰食品は食べる前に洗うようにする
塩分を減らすもう一つのコツは、食べものを洗うこと。例えば、豆類はタンパク質と食物繊維が豊富な素晴らしい植物性食品。だけど、缶詰の豆類の中にはナトリウムを多く含むものもある。「私はいつもクライアントに、お豆を水で濯いで塩分を減らすようにアドバイスしています」とコーディング。