50代の平均年収・ボーナス額は「大手企業」「中小企業」でどれだけ変わる?
年収は役職や勤務先でも変わることを理解しよう!
ここまで大手企業と中小企業の年収の違いについて説明してきましたが、年収は役職がある場合や産業別でも大きく変わってきます。 例えば、役職に就いている場合の役職手当です。東京労働局の調査では部長職で約8~10万円、課長職で約5万円、月に支給されるようです。 また、産業別でも大きく異なり、宿泊業、飲食サービス業の50代平均月収は29万円ほどなので、賞与を除いた平均年収額は350万円弱です。一方電気・ガス・熱供給・水道業の50代平均月収は52万円ほどなので、こちらも賞与を除いて計算すると年収は625万円程度です。この二つの業種においては2倍近く差があります。 年収が役職や産業別によって左右されることは理解しておきましょう。 出典 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況(9.10ページ) 東京労働局 中小企業の賃金事情(令和5年版)調査結果の概要 2.賃金事情(17ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部