「食事の戦略」は人間関係を広げる“最高の武器”だ 「交友関係」こそ人生を豊かにする“最高の財産”
【会食の目的1】「飲食」がメイン 1つ目は、飲食がメインの会(食事会、グルメ会など)。食べることが好きな人や、お酒が好きな人を集めて開催する会だ。 「おいしいイタリアンを食べに行こう」「ワインを飲みに行こう」「日本酒を飲みに行こう」などの目的を明確にすれば、好みの似たような人たちが集まりやすいわけである。 【会食の目的2】「人の紹介」が目的 2つ目は、「人を紹介する、あるいは知り合いから人を紹介してもらうための場」としての会食。
たしかに「今度、〇〇さんを紹介するよ」「△△さんと3人で会おう」というような場合は、「食事をしながら」が一般的かもしれない。そうすれば必然的に、初対面の相手との壁も低くなっていくからだ。 【会食の目的3】「1対1」で人間関係を強化 3つ目、人間関係を強化するための「1対1」の食事は、内向型人間にとっては最も苦手な会食かもしれない。 とはいえ、相手との強固な関係を築くためには、1対1の食事は重要であるだろう。
1対1の食事のシチュエーションは、「親交はあるが、はじめて1対1で食事をする場合」と、「何度か会っているが、より親しくなるために、あらためて1対1の食事に誘う」場合の2通りがあります。(141ページより) 【会食の目的4】「会話」がメイン 4つ目は、「会話がメイン(談義・議論の場)の食事会」です。(141ページより) たとえば「音楽の話をしよう」とか、「〇〇の勉強会を開こう」といった目的に応じて集まるというケース。
著者がこのパターンを利用する場合には、講師役として専門家を呼んで話を聞こうとか、レクチャーをしてもらうということもあるという。 ■和食、フレンチ、イタリアン、中華はどう使い分ける? では、会食の目的に応じてどのような店を選べばいいのだろう? この問いに答えるべく、著者は「和食」「フレンチ」「イタリアン」「中華」のジャンルごとにそれぞれのメリットとデメリット、目的別の向き・不向きなどを明らかにしている。それぞれを確認してみよう。