三菱重工Eastが都市対抗初優勝の祝賀会 オリックスD4位・山中稜真は次のステージへ意欲
今夏の都市対抗野球で初優勝した三菱重工East(神奈川・横浜市)の優勝祝賀会が2日、横浜市内で行われ、約300人が社会人野球の最高峰の大会初制覇を祝福した。1971年の三菱重工横浜の創部から53年目での栄冠。佐伯功監督(49)、主将の矢野幸耶内野手(30)らナインは感謝の笑顔でこたえた。 そうした中、捕手としてオリックスにドラフト4位で指名され入団が決まった右投げ左打ちの山中稜真外野手(23)=右投げ左打ち=は、次のステージへ向けての意欲ものぞかせた。木更津総合高(千葉)で2年先輩だった楽天・早川隆久投手(26)=早大=との対戦を望み、「高校の時から、大学のオープン戦でも早川さんの球を打ったことがない。自分は甲子園、大学(青学大)で東都、社会人野球で経験してきて、1球、1アウトの重要性を学んできたのを生かしてがんばりたい。日本ハムの鈴木健矢さんも高校の先輩で、対戦できるようにしたい。そのために広角に長打だけでなく、攻守走でレベルアップしていきたい」と話した。