世界1位シナー、扁桃炎のためパリ五輪を欠場「非常に残念」【テニス】
金メダル候補のシナーがパリ五輪を欠場
7月24日、世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)は、27日に開幕するパリ五輪を扁桃炎により欠場すると発表。初めてのオリンピックに出場できないことに「非常に残念」だとした。 【画像】金メダル候補のシナー、自身のSNSでパリ五輪欠場を発表 22歳のシナーは、今年1月の全豪オープンでグランドスラム初優勝を果たすなどシーズン開幕から16連勝。すでに4度のタイトルを手にしており、6月にはイタリア人選手として初めて世界ランク1位に立っていた。 初めてのオリンピックに第1シードとして出場するため、練習拠点でもあるモナコ・モンテカルロにてトレーニングをしており、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ/同435位)と打ち合う動画もSNSに投稿していた。 しかし、24日には「残念ながらパリ五輪に出場できないことを伝えないといけない」と欠場を発表。「クレーコートで1週間のトレーニング後、体調が悪くなった。数日間、安静にしていたが、医師の診断の結果、扁桃炎が見つかってプレーしないように強く言われた」と理由を明らかにした。 「(パリ五輪出場は)今季の大きな目標の一つだっただけに、欠場は非常に残念。この重要な大会に、国を代表して出場する栄誉を望んでいた。イタリアの選手に幸運を」と綴った。 これにより、男子シングルスの第1シードにはノバク・ジョコビッチ(セルビア)が繰り上がる。公式ドロー抽選会は現地25日に行われる。
Tennis Classic 編集部