「一緒にセンターコートに立ちたかった…」 東九州龍谷の忠願寺姉妹 最初で最後、2人の春高は思い半ば【春高バレー女子】
◆バレーボール・全日本高校選手権 東九州龍谷0―2共栄学園(7日、東京体育館) 「一緒にセンターコートに立ちたかった…」。 ■東福岡が4大会ぶり4強、東九州龍谷は涙【写真速報】 東九州龍谷(大分)の大黒柱で3年生の姉・風來(かえら)と、1年生エースの妹・莉桜(りおん)の忠願寺姉妹は声をそろえて涙にくれた。試合後も止まらない。2人が共に戦う最初で最後の春高は思い半ばで終わった。 準々決勝の共栄学園(東京)戦。莉桜は相手エースの秋本と果敢に打ち合うも第1セットは21―25で先取を許した。第2セットも秋本の強打に押されて15―25。風來は「思ったようなバレーができずに、勝ちパターンにもっていけなかった」と悔やんだ。 世代別代表でも活躍する莉桜は、悔しさを糧にし今後の春高で雪辱を期す。「姉と一緒にコートに立てたことは幸せだった。(秋本にも)完全には負けてはいなかったと思う。2年後は自分が世代ナンバーワンになりたい」と涙をぬぐった。 ▼▼バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】▼▼