「Windows 11 24H2」のインストールメディアに問題 対応策を検討中/Xが有料プラン「X Premium+」を値上げ 月額630円・年額6740円アップ
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月22日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう! 【画像で見る】MicrosoftがEntraユーザー向けのMicrosoft CopilotをMicrosoft 365 Copilot Chatに名称変更する
「Windows 11 24H2」のインストールメディアに問題 対応策を検討中
Microsoftは12月24日(現地時間)、10月または11月のセキュリティ更新プログラムを含む「Windows 11 24H2」のインストールメディアに問題が発生していると明らかにした。このメディアでインストールした場合、それ以降のセキュリティ更新プログラムを受け取れない状態になるという。 この問題は、USBドライブやCDなどのメディアを使用してインストールする場合にのみ発生するという。Windows Updateで10月または11月のセキュリティ更新プログラムを適用する場合には発生しない。 Microsoftは問題の解決に取り組んでいるとのことだが、回避策としては2024年12月のセキュリティ更新プログラムを含む形でインストールメディアを作成し直し、それを利用すればよい。
Xが有料プラン「X Premium+」を値上げ 月額630円/年額6740円アップ
Xは12月21日、有料プラン「X Premium+」の料金改定を発表した。日本では、月額2590円、年額2万7300円となる。新料金は既に適用されているが、契約中のユーザーは2025年1月20日以降の請求から新料金が適用される。 この価格改定にあわせて、X Premium+では完全に広告を表示しない状態でXを利用可能になる。また、優先サポートやRaadarなどの新機能へのアクセス、Grok AIモデルの制限引き上げなどの特典を受けられるとしている。
「Microsoft Copilot」が名称変更 Microsoft 365アプリも
Microsoftが、Microsoft Entraアカウントユーザー向けに2025年1月中旬から「Microsoft Copilot」の名称を「Microsoft 365 Copilot Chat」に変更すると発表した。あわせて、Microsoft 365アプリの名称もMicrosoft 365 Copilotに変更される。 なお、Microsoft 365 Copilotという名称は法人向けMicrosoft 365で使われる有料サービスの名称として既に利用されている。Entraユーザー向けには、これとは別のサービスとしてMicrosoft Copilotが無料で提供されているが、この名称がMicrosoft 365 Copilotに変更になる。 ただし、一般法人向けのMicrosoft 365 CopilotとEntra向けのMicrosoft 365 Copilotは別のサービスだという、少々ややこしい状況になってくる。 それに伴い、URLが「M365Copilot.com」に変更される。Microsoft 365のアプリアイコンも、11月に行われた年次カンファレンス「Ignite」で発表された新しいアイコンに更新される。現状、Entraユーザー向けが先行する形だが、将来的には一般ユーザー向けにもこれらの変更が行われるはずだ。
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