「腹巻き」は医師も選ぶ究極の温活!臓器の大半が収まるお腹を温めれば免疫力アップ
6.天然鉱石を繊維の中に練り込んだ、着けるだけで体を温める機能素材
BSファイン「ウエストウォーマーロング」 4950円(税込) ※LLサイズのみ5500円(税込) 「『BSファイン』は、“着る岩盤浴”というキャッチコピーで有名なブランド。岩盤浴で人気の天然鉱石・ブラックシリカを繊維に封入した新・機能素材が使われていて、鉱石の遠赤外線効果により体をじんわり温め、その体温を生地が蓄熱し保ち続けてくれます。温かくても熱くはならず、汗をかいたり蒸れたりといった心配もありません。通常のウエストウォーマーより5cm長い“ロング”なら、背中からお尻までしっかり温められますよ」
体を内側から温めれば温活効果が倍増
先ほどご紹介した4つの温活を全部行えるのがベストではありますが、運動をしたりお風呂にゆっくり浸かったりたりする時間がないというときもあるでしょう。そこで腹巻きの次に取り入れてほしいのが、お腹の中から体を温める「食事温活」です。 「漢方には、『陽性食品』と『陰性食品』という考え方があります。陽性食品とは体を温める食べもののこと。反対に体を冷やす食べものを陰性食品と呼びます。簡単に言うと、寒い地域で作られるものや、色が暖色のもの、冬に食べるとおいしいと感じるものが陽性食品。暑い地域で作られるものや、寒色のもの、夏に食べるとおいしいと感じるものが陰性食品です」 エスビー食品「国産蒸し生姜パウダー」※石原新菜医師監修 500円(税別) 「陽性食品のなかでも特に有名なのがしょうがです。『しょうがを毎日食べよう!』 と思うと難しく感じるかもしれませんが、パウダータイプのしょうがなら飲み物にふりかけるだけで簡単に摂取できます。しょうがは、同じく陽性食品の紅茶と味わいとしても相性がいいので、紅茶にしょうがパウダーをふりかけて飲むのがおすすめです」 紅茶にしょうがパウダーをかけて飲む。たしかにこれなら簡単で、毎日でもできそうです。ちなみに、コーヒー好きには残念ですが、コーヒーは陰性食品。でも、陽性食品のシナモンパウダーをかけて飲めば体を冷やさずに済むと石原先生は言います。 「現代人の体温が下がっている理由のひとつに、陰性食品の食べ過ぎが挙げられます。たとえばバナナやオレンジ、トマト、ビール、うどん、マヨネーズなどが陰性食品。陰性食品に好きなものが多いという方もいるでしょう。その場合は、先ほどのコーヒーにシナモンパウダーをかけたのと同様、少し工夫をしてみましょう。 たとえば、うどんに七味唐辛子(陽性)やネギ(陽性)をたくさん入れる、ビールは塩辛いおつまみ(陽性)と一緒に飲むといったように、陽性食品と組み合わせてみる。あとは煮たり焼いたりして水分を減らすという方法もあります。そうすれば陰性食品は、中庸(陰性と陽性の中間)~陽性食品に変わります。なので、南国の果物はドライフルーツにして食べるといいですね。このくらいの工夫であれば無理なく続けられると思うので試してみてください」 人の本来の平熱は脇の下で36.5℃~37℃くらい。お腹の中はさらに1℃高く、37.5~38℃くらいあるのが理想だそう。「私の体温そんなに高くない」と思った人はぜひ、これを機に腹巻き温活をはじめてみてはいかがでしょうか。一度はじめたら、腹巻きがないと落ち着かないくらい、腹巻き好きになるかもしれません。
Profile
医師 / 石原新菜 内科医、イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、数々の病気の治療にあたっている。わかりやすい医学解説が人気で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く、「温活ドクター」としても知られている。13万部を超えるベストセラーとなった著書『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『カラダの不調が消える奇跡の「腹巻き健康法」』(ロング新書)など多数。
GetNavi web編集部