2ヶ月ぶりのSUPER GT。重要な夏の2連戦のひとつ目が始まる
ここまでの流れを考えると、今回も2号車が上位に上がってきそうな雰囲気があるが、5月のRd.2ではGT3勢が速さをみせた。今回のレース距離は350kmということで、戦略の取り方も変わってくる可能性もあり、これがどのように影響を及ぼすのかが見どころとなりそうだ。
このGT300クラスも、3戦を終えてポイントを稼げていない分、サクセスウェイトが軽いチームがいくつかいる。特にNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)やNo.18 UPGARGE NSX GT(小林崇志/小出峻/三井優介)は、後半戦を考えるとここでポイントを稼いでおきたいところ。350kmというフォーマットでどのような戦いをみせるのか。注目したいところだ。
7月のスーパーフォーミュラ第4戦もそうだったが、今週末も富士スピードウェイはかなりの暑さになりそう。現地で観戦を予定されている方は、熱中症には十分にお気をつけいただきたい。
そして当たり前のことではあるが、今回も無事にレースが終わることを…心から願いたい。
文:吉田 知弘
吉田 知弘